第67回東医体ドロー・試合結果

鉄門部員の試合結果

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5日目




■8/15(木)大会5日目
本日は、個人戦の準々決勝‾決勝が行われました。

以下、部員以外の試合結果についてです。

男子ダブルス決勝戦
工藤・早川(秋田大学) 2(21-13, 21-8)0 野口・東(福島県立医科大学)
シングルス準々決勝で両者秋田大学の早川vs工藤というカードが決まりましたが、工藤
は棄権し、早川のシングルス2連覇とダブルス2連覇への貢献を図ったようです。ダブル
ス2連覇を目指す秋田の早川&工藤は温存した工藤とオールラウンダーで最強の早川とい
う万全の態勢で臨みます。対する福島は、去年よりもバックハンドとフェイントの技術
が格段に上がった野口と、髪を鮮やかなピンクに染めた東のペアで挑みます。
早川と野口は基礎打ちの時から楽しそうに戯れあっています。少し和やかな雰囲気の中
、決勝が始まりました。野口よりも実力に劣る東が狙われる形が今までの福島の展開で
も多かったですが、今回も東のミスが目立ちます。しかし、東もこれまでほとんど見せ
なかったジャンピングスマッシュを披露し、得点します。身内ノリというものなのか、
福島が得点すると両手をあげてガッツポーズを見せ、若干煽り気味な様子になりますが
、そのために審判から注意を受けてしまいます。最初こそ、五分五分の展開で進みます
が、速い打ち合いが2人とも得意な秋田が徐々に点差を広げていきます。秋田は、スマ
ッシュが野口に劣る東を主体に打たせ、良いタイミングで早川が前に張りスマッシュに
対してプッシュのように返すという魅せ技も。21-13で秋田が第一ゲームを取ります。
第二ゲームも流れは変わらず、相手の動きを読み切っている秋田が順調に点を重ねてい
きます。福島はスマッシュをいくら打っても絶対に返ってくるといった諦めが伝わって
きます。特に戦意を失いかけている東が甘いロブを上げて叩かれると言った展開が多く
、第二ゲームは21-8といった大差で決着がつきました。これで早川は去年から引き続き
、5冠目です。6冠目を懸けた男子シングルスはこの後すぐです。

男子シングルス決勝戦
早川(秋田大学)2(21-13,11-21,21-14)1大場(山形大学)
男子シングルス決勝戦は去年と同じ顔ぶれとなりました。
第一ゲーム、両者とも四隅を丁寧に突くショットを放ち緊張感のある立ち上がりとなり
ます。そして徐々に厳しいアタックロブを打ち合い、それをラリーで繋ぐという展開へ
と変化していきます。その中で大場がややリードするも、早川が追いつきました。早川
の厳しい揺さぶりに対して大場がクロスヘアピンで粘るも、早川の鋭いクリアやスマッ
シュが次々と相手コートを襲い、11-8で後半へと入ります。一段とギアを上げた早川の
気迫に押されたのか、大場にミスが出始め徐々に点差が開いていきました。一方で自分
の流れとなった早川は丁寧なプレーが光り、21-13で早川がこのゲームを奪います。
第二ゲーム、序盤から観客がどよめくほどの早川の素晴らしい守りを見せますが、一方
で攻めにミスも見られます。大場も冷静な配球と選球眼を見せ、徐々に大場が優勢にな
っていきます。さらに早川がネット際でミスを連発し2-11で折り返します。早川の前を
狙う大場がネットプレーのうまさを見せるも、それに屈しない早川が互角のラリーで応
じます。点差が縮まらず終盤へ進み、11-21で大場がこのゲームを奪いました。
第三ゲーム、互いに上げさせて強烈なショットで点を取り合う展開となります。さらに
早川は飛んでドロップを打つなど緩急もつけていきます。大場は丁寧なネットプレーで
チャンスを作ったり、強気なプッシュで押し込んだりと一歩も譲らず9-11で折り返しま
す。ここで早川の鋭いジャンピングスマッシュが決まり、流れを取り戻すきっかけとな
ります。大場は連打で攻め込みますが、早川の技ありのクロスヘアピンや、緩急のつい
たラリーからのスマッシュが連続で決まるなど、完全に早川が流れを掴みます。最後は
技ありのヘアピンで勝負を決め、21-14でこのゲームを奪い、早川は全ての部門で連覇
を達成しました。

女子ダブルス決勝戦

島田・門田(自治医科大学)2(※)1 長山・和田(岩手医科大学)
第一ゲーム、岩手ペアは強烈なスマッシュで攻め込みますが、自治ペアも堅いレシーブ
で応戦します。低いクリアを打ち合い、途中から自治ペアはサイドに落とすラリーでリ
ードし、後半へと入ります。この後も低いラリーから鋭く相手を追い込むショットで自
治が得点を重ね、このゲームを奪います。
第二ゲーム、岩手ペアはコースに連続で打ち分け甘い返球を誘い、序盤からリードしま
す。さらにこのゲームで岩手ペアがドロップを多用し、リードを広げます。しかしここ
までの失点パターンからシャトルへの入りをやや速くし、また積極的に前に詰めるよう
になった自治ペアが猛追し、11-10で折り返します。今度は自治ペアが緩急をつけた攻
めで逆転し、やや自治ペア優位の展開で両者得点を奪い合います。しかし岩手ペアが前
衛の巧みなタッチにより揺さぶりをかけ終盤に得点を重ね、このゲームを奪います。
第三ゲーム、自治ペアは空いたコースを狙ったレシーブで、岩手ペアは強烈なスマッシ
ュでそれぞれ得点していきます。攻守が拮抗しますが、やや自治ペアがリードして折り
返します。後半に入っても同様に岩手ペアが攻め、自治ペアが守る展開が続きます。し
かし時に強烈なショットで得点する自治ペアに流れが徐々に傾き、最後は20-11で自治
ペアの勝利となりました。

女子シングルス決勝戦
長山(岩手医科大学) 2(21-5,21-7)0 門田(自治医科大学)
第一ゲーム、長山はクリアやロブ、ドロップやヘアピンで門田を翻弄します。門田はス
マッシュで対抗しますが、的確に返球されて得点を奪うことができません。長山が有利
に試合を進め、11-3で折り返します。後半も長山は勢いに乗り、際どくサイドを攻めて
隙を与えず、21-5で第一ゲームを取りました。
第二ゲーム、長山のドロップに門田は手が出せません。門田が前方に意識を向けると、
長山は素早くアタックロブやドリブンクリアで後方を攻め、門田は追いつけません。長
山は第一ゲームからの好調を維持し、11-3とリードして折り返します。後半も長山は門
田を前後に揺さぶり、ドロップで得点を重ねます。甘い球はスマッシュやプッシュを確
実に決めて、長山が完全にゲームを支配します。21-7で第二ゲームも取り、長山が女子
シングルス優勝を果たしました。

これにて第67回東医体は幕を下ろしました。
来年またこの舞台に戻ってくる時まで、今回の達成感・悔しさを忘れず、精進して参り
ます。
OBOGの先生方には沢山のご声援及びご指導を頂き、誠にありがとうございました。
先生方からのお力添えを改めて実感する東医体となりました。
今後とも鉄門バドミントン部をどうぞよろしくお願い申し上げます。
				
				
				
				
				

4日目




■8/14(水)大会4日目


本日は2013年卒の前田監督がお越しくださいました。この場を借りて御礼申し上げます
。

本日は、男子ダブルス4-6回戦、女子ダブルス4,5回戦、男子シングルス4-7回戦、女子
シングルス4-6回戦が行われました。

○個人戦
男子シングルス5回戦
山川(M4) vs 安達 (埼玉医科大学)
第一ゲーム、山川は序盤から安達のラウンドを集中して狙い、甘い返球に対して危なげ
なくスマッシュを決めて得点を重ねます。そのまま一時5-0とリードしますが、クリア
がアウトになるミスが重なり5-4まで追い付かれます。それでも焦ることなく巧緻なヘ
アピンで相手の流れを断ち切った山川は相手のスマッシュに対しても左右への的確なレ
シーブを打ち分け8-5でこのゲームを折り返します。
後半、安達も山川の深いクリアに対して素早いフットワークで食らいつき緩急のついた
攻めを見せます。山川も粘り強いレシーブを見せ安達を左右に揺り動かしますが、安達
のスマッシュが光り一進一退の攻防が続きます。その後互いにコートの四隅をつく丁寧
なラリー展開が続く中で安定して安達のミスを誘い出し続けた山川が得点を重ねます。
最後はラウンドへの精確なクリアを決め山川が15-12でこのゲームを取ります。
第二ゲーム、第一ゲームに引き続き山川はラウンドへのクリアとフォア前へのドロップ
を基調としてラリーを展開します。安達がライン際へのスマッシュを決める中で山川は
惜しくもサイドアウトとネット際のミスとが重なり1-5とリードを許します。ここでミ
スを抑え長いラリー展開を選択した山川は持ち前の機動力を活かしタッチの速さで安達
を翻弄します。怒涛の6連続得点を決めた山川が逆転し8-6でこのゲームを折り返します
。
前半に引き続きラリーで有利を得る中でさらに攻撃的なショットを織り交ぜた山川のス
マッシュが的確に決まり続けます。安達も負けじと粘りスマッシュを繰り出しますが山
川は冷静に対応し鋭いアタックロブで得点を重ねます。最後まで流れを渡さず安達のサ
イドアウトを見極めた山川が15-8でこのゲームも勝利し、見事シングルスベスト32へと
駒を進めました。

男子シングルス6回戦
山川(M4 ) vs 川島(旭医)
第一ゲーム、序盤から川島は長身を活かした早いタッチと鋭いスマッシュで山川を翻弄
します。対する山川はネット前の丁寧なシャトル捌きで川島のミスを誘い食らいつきま
す。川島のサーブミスから得点を重ねるなどして山川も善戦しますが、ラウンドから繰
り出す鋭いクロススマッシュで川島は山川を追い込み6-11でこのゲームを折り返します
。
後半川島はフォア奥への素早いアタックロブから山川の甘い返球を誘い出し厳しいプッ
シュで得点します。それに対して山川は丁寧なドロップからネット前の攻防へと持ち込
み反撃します。その後も山川は川島のスマッシュを必死に凌ぎ川島のサイドアウトで得
点するなど一進一退の攻防が続きます。ここまでの戦いでも光ったラウンドへのクリア
の精度が光り川島のスマッシュを封じるなど対応を見せつけましたが川島の奥へのショ
ットが決まりこのゲームを15-21で落とします。
第二ゲーム、第一ゲームに引き続き川島は奥への際どいクリアからネット前へと詰める
スタイルで攻撃を仕掛けますが山川の精度の良いドロップがそれを許しません。山川は
負けじと奥へのショットで応戦しますが川島のクロスへの返球に対応しきれません。川
島のオーバーショットの攻撃力にやや苦戦するもののネット際の繊細さでは勝りなんと
か食らいつきます。山川は機動力を活かしてラリーを続けるも川島のショットに対応し
きれず4-11でこのゲームを折り返します。
後半、山川は攻撃的なショットを加えて流れを変えようと試み、粘り強く攻撃を繰り返
すものの川島の堅固な守備に阻まれ得点を決めきれません。川島は高い打点から繰り出
されるドリブンクリアを多用し山川を追い詰めますが、山川は持ち前のフットワークの
軽さを活かし川島のフェイントに惑わされることなく強気の攻めを見せます。ネット際
の攻防では山川のキレの良いシャトル捌きが光りましたが最後は川島のクロスドロップ
が決まり8-21とこのゲームも落としました。
山川は最後の東医体シングルスではベスト32という形で有終の美を飾り6年間の鉄バド
人生を締め括りました。

男子ダブルス4回戦
緒方(M1)・岸(M1) vs 津本・吉村(自治医科大学)
第一ゲーム、男子ダブルスらしいスピード感のある試合展開です。過去何度か対戦経験
のある自治医ペアは技術が素晴らしく、甘い球は決して見逃さずに攻撃に転じ、コート
の空きをついてきます。こちらもしっかりと守りを固めますが、レシーブを前衛に取ら
れ体勢を立て直す前に球が返ってきます。こちらの角度のついたスマッシュがノータッ
チで決まるなど健闘しますがこのゲームを落とします。
第二ゲーム、こちらのサーブレシーブが上手く、相手に先に球をあげさせる展開を作り
ます。対する相手はクロスへ鋭いショットを返すなど2人のローテーションを崩しにか
かります。立ち位置が被ってしまう場面も見られますが、その都度2人でコミュニケー
ションを取って修正を図ります。実力ペア相手に善戦しましたが、惜しくも敗れること
となりました。

山川(M4)・中(M2) vs 越崎・高野(自治医科大学)
第一ゲーム、サーブレシーブから厳しい攻防が始まり、緊張した試合となります。互い
に攻め合う速い展開で、浮いた球をしっかりと打ち込む場面が続きます。やや相手優位
ながら、14点目を取られてから山川と中のコンビネーションを活かした怒涛の攻めで
14-14と追いつきます。デュースへと持ち込みますが、惜しくも失点してしまい14-16で
このゲームを落としてしまいます。
第二ゲーム、相手の奥を攻めて甘い返球を誘いますが、繋がれてしまい逆に連打による
攻撃を受け失点してしまいます。しかし中のスマッシュが冴えわたり、中盤で逆転し相
手に焦りを生じさせます。コースを攻めて追い込むショットが効果的で、15-12でこの
ゲームを奪い最終ゲームへつなぎます。
第三ゲーム、空いたコースに落とすショットでしっかりと相手に上げさせて攻めの機会
を作りますが、相手も低いレシーブでつなぎ、理想的な形では得点が決まりません。し
かし中の鋭い二打目の返球などもあり、6-8で折り返しとなります。後半もお互い激し
く攻め合う互角の勝負で、どちらが先に甘い返球を誘うかというハイレベルな攻防とな
ります。しかし後一歩のところで及ばず、13-15でこのゲームを落とし、敗れてしまい
ました。

女子シングルス4回戦
渡辺(M4) vs 松本(聖マリアンナ医科大学)
第一ゲーム序盤、サーブやスマッシュのミスが目立ち相手を追う展開に。しかし渡辺は
気持ちを切り替え的確なドロップとクリアで相手を前後に揺さぶり、逆転することに成
功。14-10で先にマッチポイントを握ります。ところが相手も粘り強くくらいつき、フ
ォア側へのアタックロブで渡辺は追い込まれます。試合はデュースにもつれ込み、クロ
スへの鋭いスマッシュで応戦するも惜しくも16-18でこのゲームを落とします。
第二ゲーム、渡辺の鋭いクロススマッシュが炸裂。この勢いにのり、相手のミスを誘い
7-1と大幅にリードすることに成功します。その後もスマッシュやアタックロブで的確
に攻め、12-4とさらにリードを広げます。しかしまたもやここで相手は粘りを見せます
。不意をつくカウンターにより点を返され、12-11まで追い上げられます。渡辺はスマ
ッシュ、ドロップと的確に相手を動かして冷静に勝ちきり、15-11でこのゲームを取り
ファイナルゲームへ進みます。
第三ゲーム、気持ちの乗った渡辺は積極的な攻めを見せ、序盤の展開を有利に進めます
。8-5でハーフをとり折り返します。粘りよく長いラリーを続けるも、相手のドロップ
が連続で決まり10-10と追いつかれます。その後は一時リードを許すも一進一退の攻防
が続きデュースへ。しかし最後は甘くなったクリアに対しクロスのドライブを決め切り
、接戦を制してこの試合に見事勝利しました。

女子シングルス5回戦
渡辺(M4) vs 近藤(群馬大学)
第一ゲーム、立ち上がりから互いにコースを攻めたショットを打ち合います。二打目か
ら互いに厳しいショットを打つ場面が多く、瞬く間に互いに点数を重ねていきます。
一方でラリー展開に入った時は、後ろを連続で攻められるも巧みに繋ぎ、粘りで相手の
ミスを誘います。中盤以降大きい展開で相手を揺さぶり、自分のペースでのラリーを試
みます。しかし繰り返し奥を狙ってくる相手に苦しめられ、13-21でこのゲームを落と
してしまいます。
第二ゲーム、相手のスマッシュを受けきり、さらに攻め返して得点を重ねます。ややコ
ントロールミスがありながらも、緩急をつける相手に対して粘り強くラリーを繋ぎ、ミ
スを誘う場面もありました。しかし、クリアが大きくなってしまうミスが続き、思い切
ったショットを打ち込めずに失点してしまう流れを変えることができず、10-21で敗れ
てしまいました。試合後は、大会を通して勝負強いラリーを見せた渡辺に対して大きな
拍手が送られました。

女子ダブルス4回戦
渡辺(M4)・與田(M3) vs 黒田・榎本(筑波大学)
第一ゲーム、緊張によるものか、相手より先にミスをしてしまう展開が続き、思う様に
ラリーを続けいくことができません。途中、與田のレシーブから前に出てプッシュなど
で点数も取りますが、点差を縮められないまま、このゲームは3-15で落としてしまいま
す。
前田監督からのアドバイスも受け、修正しながら臨んだ第二ゲーム、序盤はミスや連携
の崩れなどによる失点もありましたが、修正力を発揮していきます。第一ゲームよりも
粘り強く、かつ攻撃的なバドミントンが段々とできるようになり、少しずつ点数を奪い
返していきます。一球ずつ互いに声をかけ、仲間からの声にも耳を傾けながら少しずつ
修正し、心を通じ合わせた流れるような動きができるようになっていきます。後半は点
数の取り合いとなり競った試合展開でしたが、惜しくもこのゲームも落とし、ベスト32
という結果となりました。

◇今日の試合結果
男子シングルス5回戦
山川215-12
15-8
0安達(埼玉医科)
男子シングルス6回戦
山川015-21
8-21
2川島(旭川医科)
男子ダブルス4回戦
緒方・岸08-15
4-15
2津本・吉村(自治)
山川・中114-16
15-12
13-15
2越崎・高野(自治)
女子シングルス4回戦
渡辺216-18
15-11
17-15
1松本(聖マリ)
女子シングルス5回戦
渡辺013-21
10-21
2近藤(群馬)
女子ダブルス4回戦
渡辺・與田03-15
8-15
2黒田・榎本(筑波)

3日目

■8/13(火)大会3日目
本日は昨日に引き続き2021年卒の首藤実咲樹様がお越しくださいました。この場を借り
て御礼申し上げます。

本日は団体戦の準決勝・決勝と、個人戦の女子シングルス2,3回戦、男子シングルス3,4
回
戦、女子ダブルス3回戦、男子ダブルス3回戦が行われました。

○男子団体戦

決勝戦 秋田大学3-1札幌医科大学

1D 工藤・早川(秋田大学) 2(21-9,21-12)0 五十嵐・神田(札幌医科大学)
第一ゲーム、序盤から力強いスマッシュを繰り出す早川に対して札医ペアは粘り強くレ
シーブを続け前衛の工藤のミスを誘います。対する工藤早川ペアは低い返球を徹底しロ
ブを上げさせることで得意の攻撃的な展開に持ち込みます。秋田ペアは素早い攻撃とネ
ット前に落ちる球とで緩急のついた配球を織り交ぜ、自分たちの流れを譲らぬまま11-4
でこのゲームを折り返します。後半も秋田ペアの激しい攻撃が続き札医ペアもレシーブ
で粘る中で互いのミスが重なるなどして一進一退の攻防が続きます。五十嵐神田ペアの
スマッシュも光る中で的確なクロスレシーブを見せるなどして流れを渡さなかった工藤
早川ペアがこのゲームを21-9で取ります。
第二ゲーム、第一ゲームに引き続き早川の左右に打ち分ける精確なショットから秋田ペ
アの得点が続きますが、次第に互いにサービスレシーブでの素早いクロスへの返球が決
まり得点を奪い合う展開になります。長いラリーが繋がった際は早川のきわどいドロッ
プから工藤のプッシュへと繋げるなど秋田ペアの攻撃が続き11-5でこのゲームを折り返
します。後半では五十嵐神田の両名も低い返球で対応し、素早いドライブの応酬から得
点しますが、早川のサイドライン上に落ちる球を拾いきれません。最後は早川の鋭いプ
ッシュが決まり21-12で第二ゲームも取り、団体戦決勝初戦は秋田が1-0としました。

2D  清水・高橋(秋田大学)2(11-21, 21-19, 21-17)1谷川・附田(札幌医科大学)
第一ゲーム、早い展開の中で鋭いショットの応酬が続き、レベルの高さが感じられます
。しかし秋田はネットミスが多く、更に札幌医科の攻撃が的確に決まり、2-13まで引き
離されました。中盤から秋田はスマッシュやコースの良いショットで態勢を立て直しま
すが、第一ゲームは11-21で札幌医科が制しました。
第二ゲーム、立て直した秋田と勢いに乗る札幌医科で互角の展開が続きます。鋭いスマ
ッシュや素早いドライブでお互いに点を取り合い、19-19まで縺れましたが、最後の2点
を秋田が連取し21-19で第二ゲームを取り返します。
第三ゲーム、先に流れを掴んだのは秋田でした。スマッシュから怒涛の7点連取で13-6
と札幌医科を突き放します。しかし、札幌医科は攻めのギアをあげ、力強いスマッシュ
で点差を詰めます。18-16まで2点差に迫ったものの、秋田が最後まで攻撃の手を緩め
ず、21-17でファイナルゲームを制して勝利を掴み取りました。

1S 冨成(秋田大学)0 (20-22,19-21)2 住吉(札幌医科大学)
第一ゲーム、冨成は序盤からロングサーブを多用しコースの四隅を的確につく配球で住
吉を翻弄します。冨成がその後も素早いラリー展開で住吉をリードしますが、住吉のク
ロスドロップに対する冨成のロブがバックアウトとなるミスが重なり、点差が広がらぬ
まま試合が進みます。一進一退の攻防が続く中で住吉のクロスドロップを鋭くプッシュ
した冨成が11-10としてこのゲームを折り返します。後半も住吉はクロスカットから自
分へのペースと持ち込み冨成に食らいつきます。冨成もバックラインギリギリに落ちる
ような精緻なクリアを繰り出し、前半から引き続き一進一退のせめぎ合いが続きます。
互いに一歩も譲らない展開の中で20点オールまでも連れ込みましたが粘り強く精確なラ
リー展開を続けた住吉が精度で冨成に勝り22-20でこのゲームを奪取します。

第二ゲーム、序盤から冨成は積極的にサイドラインを狙ったショットを展開しますがサ
イドアウトに苦しみ思うように点差を広げられません。互いに低いロブを多用しスマッ
シュを打たせない展開が続く中で住吉は苦しい姿勢からスマッシュを打ち込み続け得点
を重ねます。
冨成はフォア前のきわどいヘアピンから住吉にロブを上げさせチャンスとするもスマッ
シュのミスが重なり住吉がこのゲームを11-9で折り返します。
後半、住吉は攻撃的な展開を狙いますが冨成の粘り強いレシーブに阻まれ12-12と点差
をリセットされます。流れを取り戻した冨成は前半のミスを修正しサイド際のカットが
立て続けに決まり15-13と逆転に成功します。
冨成が低い展開を押し付ける中で住吉は得意とするフォアサイドへのクリアから得点を
重ね冨成に追いすがります。
住吉が力強いドライブを繰り出し冨成のネット前のショットを封じる中でクロスヘアピ
ンを的確に決めた住吉が21-19とこのゲームも死守し団体戦決勝の行方は1-1と振り出し
に戻りました。

2S 早川(秋田) 2 (21-10,21-10)0 神田(札医)
第一ゲーム、ダブルスに引き続き早川は持ち味のスマッシュが決まり得点を重ね続けま
す。神田もネット際を通る巧みなレシーブで粘りを見せますがスマッシュの連続に堪え
きれず早川がこのゲームを11-3で折り返します。
後半、神田がクロスレシーブやハイバックからのクロスドロップで早川を翻弄し早川に
追いすがります。早川はラウンドへのクリアを多用し甘い返球をスマッシュでミスなく
決めることで点差を詰めさせません。力強いスマッシュとコート内での機動力とを見せ
つけた早川が21-10でこのゲームを取り、優勝への王手をかけます。

第二ゲーム、引き続き早川は鋭いアタックロブを見せつけ神田は対応しきれません。早
川の素早いラリー展開に対して神田も負けじとコートを駆け巡りますが早川のフェイン
トを織り交ぜた巧みな打ち分けに翻弄されます。神田も第一ゲームよりギアを上げ素早
いラリー展開に食らいつき一時点差を2点に詰めましたが早川はそれ以上の追従を許さ
ず第二ゲームも11-5で折り返します。
後半も早川の攻撃は続きますが神田は低いドライブの応酬から点数をもぎ取ります。早
川はそれでもクロスへ沈む強烈な球を繰り出し神田は返球をコートに収めきれません。
神田の攻撃に対しても早川は高いクリアとネット際のドロップで対応し得点を許さずそ
のまま自分のペースに持ち込み得点を連取します。
最後まで流れを切らさず得点を続けた早川が21-10でこのゲームも取り切り秋田は3-1で
団体戦2連覇を達成しました。

3S 工藤(秋田大学)1(21-15)0附田(札幌医科大学) 打ち切り
第一ゲーム、直前のダブルスの影響か、札幌医科の附田には疲労の色が見えます。秋田
の工藤は無理して攻めることなく、クリアやドロップで附田を動かし更に疲労を誘いま
す。一方、附田は強烈なスマッシュを打ち込んで積極的に攻めますが、ミスが増えてき
ます。ラリーの中で優位に立った工藤が、第一ゲームを21-15で制しました。
その後、インターバルの間に打ち切りが決まりました。

○女子団体戦

決勝戦 自治医科大学2-0信州大学

D 島田・門田(自治医科大学)2(21-15,21-10)0 穴山・井出(信州大学)
序盤から自治医ペアが圧倒する展開です。どちらもペアのローテーションが素晴らしく
、コートを大きく使った女子ダブルスらしいラリーが続きます。その長いラリーの中で
、自治医ペアは2人の間を抜いたりクロスショットでコートの空きを狙ったりと隙を見
つけては確実に得点を重ねます。終始安定した試合運びで21-15,21-10と快勝し、優勝
へ王手をかけました。

1S  島田(自治医科大学)2(21-7,21-9)0 穴山(信州大学)
決勝の風格が漂う、打力のある2人による見応えのある試合です。その中でも特に自治
医の島田の上手さが光ります。穴山も中々体勢は崩れませんが、ラウンドを徹底的に狙
われてのストレートでの打ち合いの中で、少しでも甘い球を見せるとクロスに打ち込ま
れたりネット前に落とされたりと主導権を握られたままです。一方の穴山もドロップの
精度がとても高く、ネット前に相手を誘ってコートに空きを作ります。相手に押される
展開の中でも攻めの姿勢を貫きますが、それ故のネットやサイドアウトが惜しまれます
。対する島田はミスが極めて少なく、また、緩急のついたあらゆるショットを繰り出し
て相手を圧倒します。結果、21-7,21-9で快勝し、自治医科大学は昨年に続く女子団体
優勝を飾りました。

○個人戦

男子シングルス 3回戦

山川(M4) vs 安達(岩手医科大学)
第一ゲーム、山川はドリブンクリアやヘアピンを用いて相手を前後に大きく揺さぶりま
す。相手も負けじと甘くなったクリアを得点に繋げ7-8と両者譲らない展開となります
。しかしここで山川はフォア前への正確なヘアピンで相手を追い込み、4連続で得点し
このゲームをとります。
第二ゲーム、さらにクリアの威力を増し、序盤から有利な展開で攻めていきます。引き
続きフォア前へのヘアピンが光る山川は7-3と大きなリードを得ます。そのまま相手に
攻めに転じることを許さず11-6でゲームを取り勝利しました。

馬(M3) vs 津布樂 (東北大学)
第一ゲーム序盤、相手のヘアピンに苦戦します。焦りもあったのかクリアやヘアピンで
のミスが続き、少しずつ点差を放されていく展開に。相手の浮いた球に対し、的確なコ
ースにスマッシュを叩き込み応戦するもそのまま押し切られ6-11でこのゲームを落とし
ます。
第二ゲーム、流れを断ち切りたい馬はラウンド側へのアタックロブで大きく相手を動か
し追い込みます。引き続き相手のヘアピンに苦戦するものの、相手をラウンド奥に追い
込み続け、11-8でこのゲームを取りファイナルゲームへ進みます。
ファイナルゲーム、相手はスマッシュで攻めに出ますが、これに完全に対応し大きく相
手を動かしていきます。点数の合間でも大きな声援、風を受け勢いに乗った馬は冷静に
決め切り、11-7でこのゲームを取り勝利しました。

中(M2) vs 中西(札幌医科大学)
キャプテンとして臨む東医体。気合の入った姿でコートに入ります。
第一ゲーム、序盤は重圧からくる緊張からか、やや固いプレーが目立ち、なかなか自分
のペースにすることができず1-6と大きく点差をつけられてしまいます。しかしここか
らギアを入れ直した中は、動き出しの早いフットワークとコースを狙った的確なスマッ
シュ&プッシュ、粘り強いレシーブなどを駆使して一気に差を埋め追い越し、9-6までリ
ードします。最後まで気迫のこもったプレーを続け相手に競り勝ち、このゲームをもの
にします。
第二ゲームも第一ゲームの勢いそのままに勝負に臨みます。相手をよく見て逆をつくよ
うなプレーで落ち着いて点数を重ねますが、ミスや相手のスマッシュから点数を取られ
思う様にリードを広げられず最終的に8-10と相手のゲームポイントまで追い込まれます
。しかしそこからも気迫のこもったプレーは続き、粘り強いラリーと相手コートの隅を
突く様な精度の高い鋭いスマッシュからなんとか同点まで追いつき、競りますが惜しく
も10-12とこのゲームは落としてしまいます。
そして迎えた第三ゲーム、前半は両者譲らず点数の取り合いになり、4-6と拮抗した状
態でインターバルを迎えます。その後もお互い攻撃的に、かつ厳しい球もきちんと拾う
レベルの高いラリーを続けますが、少しずつ点差がつき、このゲームも惜しくも落とし
、敗北しました。

岸(M3) vs 平田(北海道大学)
第1ゲーム序盤は相手のロングサーブや粘り強いクリアによりロブを上げざるを得ない
展開になってしまい、そこで強烈なスマッシュもしくはラインギリギリを狙ったドライ
ブで点差をつけられてしまう。こちらも同様にラインギリギリを狙う、もしくはスマッ
シュを打たれても粘り続けて食らいついていこうとするも、入らないことも多く、1ゲ
ーム目を4対11で落としてしまう。第2ゲームは序盤から中盤にかけて脅威の集中力を見
せてラリーの粘りやスマッシュにより8対8まで互角に戦う。しかし、終盤戦でそこから
1ゲーム同様相手の鋭いスマッシュやドロップに対応しきることができず、8対11で惜し
くも競り負けてしまった。

齋藤(C2) vs 野口(福島県立医科大学)
第1ゲーム、序盤は齋藤の四隅をつく丁寧なショットで相手のミスを誘いリードを奪い
ます。しかしその後は粘りつつも最後は相手に押し切られ、7-11でこのゲームを落とし
ます。
第2ゲーム、齋藤はねばり強くラリーを続けますが相手に主導権を握られてしまいます
。厳しいアタックロブなどに苦しめられて本来のプレーを出来ず3-11でこのゲームも落
とし敗れました。

梨井(M3) vs 米本(信州大学)
第一ゲーム、序盤から大きいラリー展開となります。相手の奥へと何度も返してくるレ
シーブに苦戦し、2-11でこのゲームを落としてしまいます。
第二ゲーム、梨井は角度の鋭いスマッシュで攻めるも、ラリーの中での繋ぎに対しては
相手が前に素早く詰める動きで追い込んできます。さらに鋭いスマッシュを打ち込まれ
てしまい、5-11で敗れてしました。

緒方(M1) vs 西田(杏林大学)
第一ゲーム、四隅を突く丁寧なラリーから鋭いスマッシュを決めます。ミスをしないこ
とで相手にプレッシャーをかけ、このゲームを奪います。
第二ゲーム、緒方にミスが続きますが、粘り強いラリーから点数をもぎ取り、互角の展
開で終盤までもつれます。最後は相手に押し込まれてしまい、このゲームを落とします
。
第三ゲーム、緒方の攻めが一段と強くなり、相手を押し込みます。勢いに乗った緒方は
スマッシュを全て決め切り、11-4で見事勝利しました。

森(M4) vs玉城(筑波大学)
第一ゲーム、右腕の調子を確かめながら多彩なショットを放ち、相手に的を絞らせませ
ん。さらに左腕でのドロップやヘアピンも決まる場面もあり、相手に対して有効打とな
ります。しかし、甘くなった球を打ち込まれる場面もあり、このゲームを落とします。
第二ゲーム、右腕でスマッシュも打ち、長いラリーを制するなど観る者を惹きつける試
合運びをしていました。結果的にこのゲームを落とし敗れてしまいましたが、怪我のハ
ンデをカバーするフットワークと粘りを見せてくれました。

山本(M1) vs 滑澤(山梨大学)
第一ゲーム、相手のタッチが早く、思うようなショットを打てません。追い込まれたと
ころでミスを誘われてしまい、このゲームを落とします。
第二ゲーム、四隅を狙った正確なショットで得点しますが、相手も厳しいアタックロブ
、ヘアピンを繰り返してなかなか点数を取れません。点差を縮めることができず、敗れ
てしましました。

男子シングルス4回戦

緒方(M1 ) vs塩谷(慶應)
第一、第二ゲームともに、コートを大きく使った長いラリーが続きます。こちらは角度
のついた精度の高いスマッシュが光り、相手にあげさせることに成功します。繰り返し
ドロップやスマッシュで仕掛け、エンドラインのアウトを冷静に見極めて得点を取りま
す。上からのショットが素晴らしいですが、甘い返球を上から触りきれず先に決められ
てしまう大変惜しい場面が見られます。追い込まれても持ち前の綺麗なフットワークで
果敢にシャトルを追いますが、7-15,8-15で惜しくも敗れることとなりました。

山川(M4) vs樋口(獨協医科大学)
第一ゲーム、山川は持ち前のコントロールを活かし緩急をつけた打ち分けで樋口を翻弄
しますが、樋口も安定感のあるフットワークで対応し一進一退の攻防が続きます。中盤
、山川はラウンドへのアタックロブを皮切りに素早い攻撃の連打で樋口を切り崩し得点
を重ねます。対する樋口もフォア奥への際どいドリブンクリアで山川を苦しめ点数を連
取しますが、対応した山川のスマッシュが決まり8-6でこのゲームを折り返します。後
半、樋口を前後に揺り動かす山川の狙いはネットに阻まれ一時9-9と並ばれますが、す
ぐにドリブンクリアからのスマッシュを立て続けに決め13-10と引き離します。その後
鋭いクロスカットを決め、相手の際どいクリアに対してバックアウトを見逃さなかった
山川が15-10とこのゲームを取ります。
第二ゲーム、序盤山川は樋口のラウンドを集中的に狙い有利な展開に引き込もうとしま
すがサイドアウトに阻まれ思うように点差が広がりません。互いにコートの四隅を打ち
分け揺さぶる展開が続くも樋口の甘い返球にすかさず打ち込み山川が攻撃では有利を取
ります。
山川の攻撃に対して樋口も負けじと巧緻なヘアピンと奥へのハイバッククリアで返すな
ど守備の強さを光らせますが、我慢比べのラリー展開の中でも山川はバックアウトを精
確に見極め8-4とこのゲームを折り返します。流れを掴んだ山川は丁寧なクリアの応酬
の中でラウンド奥への攻撃からチャンス球を誘い確実に仕留めて得点を連取し続けます
。樋口も流れを断ち切ろうとピンサーブや素早いドライブなど低い高さでのラリーを挑
みますが山川のクロスへと切り返す冷静な対応で14-7と王手をかけます。最後は見事な
ヘアピンを決め樋口を2-0で完封した山川は個人戦シングルスベスト64へと駒を進めま
した。

馬(M3) vs 橋爪(筑波大学)
第一ゲーム、後ろのアウトを見極め得点するも、相手の強気な攻めに苦しみます。レシ
ーブミスなく粘り強いラリーを続け、10-10と同点に追いつきます。さらにラリーを繋
ぎ相手のミスを誘い、15-13とこのゲームを奪います。
第二ゲーム、相手の動きをよく観察して、厳しい攻め球を放ちます。相手を左右に振り
甘い返球を決めるも、相手に四隅に厳しいショットを打たれ、後ろに追い込まれる場面
もあり、8-15でこのゲームを落とします。
第三ゲーム、相手の強気なスマッシュに対して巧みなレシーブを見せるも、長いラリー
に消耗してしまいます。しかし馬はうまく間を取り自分の流れを手繰り寄せようと試み
、また打ち合いに負けず前に詰めて強烈なプッシュを打ち込みます。しかし惜しくも最
後は13-15で敗れてしまいました。

男子ダブルス3回戦
山川(M4)・中(M2 )2(11-7,11-6)0桑原・和田(札幌医科大学)
第一ゲーム、序盤から積極的にラリーを展開して主導権を握ります。相手にトッパンの
体勢を取られても甘い球は決して見逃さず、すぐに攻撃の体勢を取り戻します。技術面
では優位にある2人ですが、一方で中盤にはミスが目立ち5連続失点を喫します。それで
も最後はしっかりと決め切り、このゲームを取ります。
第二ゲーム、素早いタッチで緩急のついたショットを繰り出します。相手のミスを誘い
、冒頭から6連続得点で流れに乗りますが、またも連続失点により1点差にまで迫られま
す。しかし、冷静にサイドラインやエンドラインのアウトを修正してこのゲームも取り
、危なげない勝利を掴みました。

緒方(M1)・岸(M1) vs 橘・鈴木(杏林大学)
第一ゲーム、最初から攻撃的なラリーで一歩リードします。しかし、スマッシュのミス
が続き、デュースにもつれ込みます。岸の正確なラインジャッジで、14-12でこのセッ
トを取ります。
第二ゲームでも、第1ゲームと同様、積極的に攻める姿勢は維持しつつも、ミスはしな
い堅実なラリーを続けます。ペースを上げ、しっかりと決め切り、危なげなく勝利しま
した。

馬(M3)・齋藤(C2) vs 太田・相原 (杏林大学)
第一ゲーム、相手のネット前への素早いタッチに苦戦します。齋藤が得意とするやわら
かい球の効きが悪く、次第に押されていきます。相手のコート奥への鋭いドライブで得
点を返しますが、そのまま5-11でゲームを落とします。
第二ゲーム、大きく相手のコート奥へ返していく展開を狙います。しかし序盤、サーブ
のレシーブミスが目立ち引き続き相手を追う状況に。斎藤の繊細なヘアピンで1点を返
し、ここからの反撃を狙いますが、相手の鋭い連続スマッシュへの対応に苦しみ、その
まま1-11でこのゲームを落とし、敗北しました。

女子シングルス2回戦

渡辺(M4) vs 松丸(東京医科大学)
第1ゲーム,渡辺は大きなラリーを展開し,相手のミスを誘います。鋭いドロップとク
リアに甘い返球となったところを渡辺がスマッシュやプッシュで決め切り,11-4でこの
ゲームを取ります。
第2ゲームも相手の得点を許しません。渡辺の攻撃は止まることを知らず,11-2でこの
ゲームを取り,勝利を収めました。

前田(M4) vs 松原(東北医科薬科大学)
序盤は相手のドライブ気味の力強いスマッシュに対応できず、失点を重ねます。相手が
ミスを重ね、次第に前田に流れが回ってきます。相手の浮いたスマッシュをラケットを
上に構えてドライブで返すことで相手の決め球を封じます。中盤以降は前田の気迫のこ
もったラリーで第一ゲームを取ります。第二ゲームは相手が前田のレシーブを嫌ってク
リア中心のラリーが続きます。前田も必死に喰らいつき、甘い返球に対してスマッシュ
を打ち込む攻撃的なラリーを続けますが、相手のレシーブ力も侮れず、決定打に繋がり
ません。中間球でのミスが目立ち失点を重ね、第二ゲームは落としてしまいます。ファ
イナルでは、序盤、前田のドロップと、甘く上がったヘアピンに対するクロスアタック
ロブが光ります。対して、相手も鋭いスマッシュで得点を重ね前田はリードを奪われま
す。ここで、前田の粘り強さが光ります。スマッシュ、相手のドリブンクリアに体勢を
崩され、相手のチャンス球となっても決して諦めることなくシャトルを追いかけ、相手
のミスを誘います。お互いに全く譲ることない正に実力伯仲の戦いとなりましたが、後
半でコースを狙った相手のショットに押されて、点差が広がり、残念ながらファイナル
を落とし、敗退となりました。前田の、決して諦めずにシャトルを追いかけ続ける気迫
のこもったプレーは観るものに勇気を与え、鉄門バドミントン部に更なる勢いをもたら
してくれました。前田の鉄バド人生の集大成とも言えるこの試合に、大きな拍手を贈り
たいと思います。

女子シングルス3回戦

渡辺(M4) vs 加藤(千葉大学)
第一ゲーム、渡辺の攻めに対して前へ厳しく返球されてしまいます。しかし相手の前後
の揺さぶりに対して、渡辺は連続で奥へ返すラリーで対抗します。相手優位の展開も終
盤で逆転し15-13でこのゲームを奪いました。
第二ゲーム、立ち上がりに失点するも、力強いスマッシュや落ち着いた返球で追いつき
ます。大きい展開でしっかりと相手を四点に揺さぶります。終盤までもつれたこのゲー
ムですが、10-15で落としてしまいます。
第三ゲーム、渡辺は相手の返球に対して素早く前に詰めて対応します。5-8で折り返し
ますが、後半連続得点し、8-8と追いついたところで足を負傷して一旦治療へ。再開後
、さらに気迫のこもったプレーで得点を重ねます。デュースまでもつれ込む激闘となり
ますが、最終的には見事勝利を収めました。

與田(M3) vs福満(昭和大学)
第1ゲーム前半,お互いミスなく長いラリーが続きますが,與田の安定したショットで
相手のミスを誘います。一進一退の攻防となりましたが,後半から相手のドリブンクリ
アに磨きがかかります。揺さぶられる展開が続き,與田も粘りましたが惜しくもこのゲ
ームを落とします。
第2ゲーム,與田は攻撃的なラリーを展開します。相手の甘くなったクリアにスマッシ
ュで応戦し,得点を重ねます。最後まで勢いを保ち続け,このゲームを奪います。
第3ゲーム,與田は相手のラウンドを狙ってラリーを展開しますが,アウトを見切られ
,失点を重ねインターバルを迎えます。後半もラリーの主導権を握られ,苦しい展開が
続きます。第2ゲームからミスを修正してきた相手のペースを崩せずに失点が続き,こ
のゲームを落とし,敗北を喫しました。

石黒(M1) vs 加藤(自治医科大学)
第一ゲーム、相手の鋭いスマッシュや早い展開に苦しめられ、なかなか自分のペースに
持って行けず苦しい展開が続きます。しっかり足を動かし懸命にシャトルを拾っていき
ますが、開いた点差は縮まらずこのゲームは落としてしまいます。
第二ゲーム、コート外の仲間からの声かけにも耳を傾けうなづきながら、一点ずつ気持
ちを切り替えて臨んでいきます。スマッシュから甘い返球に対してしっかり前に入り打
つプッシュや、クリアとほぼ同じ形から放たれる鋭いドロップが相手に非常に効き、第
一ゲームよりも点差を開かせずに食らいついていきますが、少しずつ点数が離される苦
しい展開が続きます。相手のマッチポイントになった後も驚異の粘りのプレーを見せ、
最後まで全力の限りを尽くして戦い抜きましたが、惜しくも敗れました。

増永(M1) vs 中田(東京医科大学)
第一ゲーム、落ち着いて四隅に散らし粘り強いラリーを続けていきますが、相手の精度
の高いショットに苦しめられます。相手コートの深い位置を狙ったクリアやロブで相手
のミスも誘いますが、点差は少しずつ開き、5-15でこのゲームは落としてしまいます。
仲間からのアドバイスも受け気持ちを入れ直して臨んだ第二ゲーム、相手の鋭いスマッ
シュにも的確なレシーブを続け食らいついていきますが、なかなか相手のペースを崩す
ことができません。自分からのミスは減らし我慢強くラリーを続けますが、点差は縮ま
らず、このゲームも落とし敗北しました。

女子ダブルス3回戦

渡辺(M4)・與田(M3) vs中田・長谷川(東京医科大学)
序盤は緊張で体が硬いように見えましたが、粘り強いプレーで相手のミスを誘います。
渡辺の正確なサーブで相手の甘く上がった球を、後衛の輿田がスマッシュとドロップ、
ドリブンクリアの多彩な球種で相手を崩していきます。相手のミスの多さも相まって、
危なげなく第一ゲームを取ります。第二ゲームは無理をしない丁寧なラリーを重ねてい
きます。ロブで高く上げ、相手のスマッシュを丁寧にレシーブし相手のミスを誘います
。中盤になるとレシーブが相手の前衛に取られ始め、渡辺余田にミスが目立つようにな
ります。相手のペースに呑まれかけ苦しい展開となりましたが、どんな時でもコミニケ
ーションを忘れずにお互いを励まし合う、ペアの絆が光ります。決定打となるショット
は少なかったものの、懸命な粘りを見せ、相手のミスに繋げます。一進一退の攻防の末
、第二ゲームを取り切り、見事勝利となります。

明日は、男子ダブルス4-6回戦、女子ダブルス4,5回戦、男子シングルス4-7回戦、女子
シングルス4-6回戦が行われる予定です。



◇今日の試合結果
				
男子シングルス3回戦
梨井02-11
5-11
2米本(信州)
山川211-9
11-6
0安達(岩手医科)
111-9
10-12
7-11
2中西(札幌医科)
齋藤07-11
3-11
2野口(福島医科)
緒方211-8
7-11
11-4
1西田(杏林)
04-11
8-11
2平田(北海道)
06-11
6-11
2玉城(筑波)
26-11
11-8
11-7
1津布樂(東北)
山本03-11
6-11
2滑澤(山梨)
男子シングルス4回戦
山川215-10
15-7
0樋口(獨協)
緒方07-15
8-15
2塩谷(慶應)
115-13
8-15
11-15
2橋爪(筑波)
男子ダブルス3回戦
緒方・岸213-11
11-6
0橘・鈴木(杏林)
馬・齋藤05-11
1-11
2太田・相原(杏林)
山川・中211-7
11-6
0桑原・和田(札幌医科)
女子シングルス2回戦
前田111-8
7-11
7-11
2松原(東北医科薬科)
金澤02-11
3-11
2丸淵(山梨)
増永211-5
11-3
0相川(日大)
結城112-10
5-11
10-12
2吉澤(自治)
渡辺211-4
11-2
0松丸(東京医科)
石黒211-5
15-13
0東川(医科歯科)
與田211-6
11-3
0西宮(横市)
宮本06-11
3-11
2林(日大)
女子シングルス3回戦
増永05-15
3-15
2中田(医科歯科)
渡辺215-13
10-15
19-17
1加藤(千葉)
石黒06-15
10-15
2加藤(自治)
與田114-16
15-9
6-15
2福満(昭和)
女子ダブルス3回戦
渡辺・與田215-3
15-10
0中田・長谷川(東京医科)

2日目

■8/12(月)大会2日目
本日は昨日に引き続き2006年卒の望月康晃先生、2022年卒の笠原千晶先生、2023年卒の
大谷明日香様、桑原円様、志賀奈々様、田口舞依様、2024年卒の大倉圭貴先生、中橋瞭
友様、松本健宏先生、また、2019年卒の志村紗代子様、野口未来様、2021年卒の首藤実
咲樹様、橋本唯様、2023年卒の伊藤渚先生、2024年卒の高木七海様がお越しくださいま
した。この場を借りて御礼申し上げます。

今日は、団体戦男女ともに3、4回戦、個人戦の女子ダブルス1回戦、男子シングルス2
回戦、女子ダブルス2回戦、男子ダブルス2回戦が行われました。

○男子団体戦3回戦
vs 旭川医科大学
D1 岸・緒方 0(6-21,11-21)2 高田・川島
第一ゲーム、序盤は緊張で動きが硬く防戦的な返球が多く攻めに転じることができず相
手に攻め込まれる形で4-11とリードを許します。中盤は攻めに転じ鋭いスマッシュで得
点を取りますが、悪い流れを断ち切れないままこのゲームを落とします。
第二ゲーム、気合を入れ直し攻めの手を緩めることなく得意の中距離からの攻撃や際ど
いサービスで得点を取りますが、連携の穴を突かれたクロスクリアーに苦しめられこの
ゲームを落とし敗北しました。

D2 山川・馬 2(21-18,17-21,21-13)1 清水・村井
第一ゲーム、クロスショットが綺麗に決まり、高い位置での長いラリーで点を取り切れ
ていました。後半になってネットが目立つものの、攻めのショットも決まるようになり
、このゲームを奪います。
第二ゲーム、ここでも同じくクロスのスマッシュが決まっていました。一方で相手のド
ロップに苦戦します。長いラリー展開が続く競り合いとなりましたが、惜しくもこのゲ
ームを落としました。
第三ゲーム、初めはオーバーするなどミスが見受けられました。焦る様子もあったもの
の、その後は落ち着いてスピードのあるラリーでも得点できていました。スマッシュが
綺麗に決まっており、また左右に振られるようなショットを打たれた際には、しっかり
動いて拾い切れていました。巧みなレシーブや、最後まで落ち着いた対応ができており
、見事勝利しました。

S1 中 0(17-21,8-21)2 園田
第一ゲーム、お互い四隅をついた丁寧なラリーで競った試合展開となります。アウトと
なる球を見極めるなど冷静な試合運びでしたが終盤でミスが続き17-21で惜しくもこの
ゲームを落とします。
第二ゲーム、サービスやネット際でのミスが目立ち大差をつけられてイレブンを迎えま
す。悪い流れを断ち切り反撃を狙いたい中はスマッシュを決めていくも、園田の四隅を
ついた正確なショットが光り、序盤でついた点差を縮めることができずこのゲームを落
とし、敗北しました。

S2 岸 0(10-21,14-21)2 川島
第一ゲーム、序盤から前後左右に振られるショットが多く、戦況はよくありませんでし
た。そんな中でもドロップなどが決まって得点できていました。ネット前のショットを
打ち返さなければならない状況が多く、苦戦していました。その結果、このゲームを奪
われました。
第二ゲーム、スマッシュなどきれいに決まるショットが増えていました。しっかり落ち
着いて丁寧にショットを決め、得点につなげられていました。それでもなお、前後左右
に振られる状況は厳しく、追いつけないことが多く見受けられました。その結果、この
ゲームを落としました。

S3 山川 vs 高田
第一ゲーム、序盤から激しいスマッシュの打ち合いの展開となります。アタッククリア
を混ぜながらラリーを続け、互角の展開となるものの、相手のロングサーブにより少し
テンポを崩され、3点リードされてイレブンを迎えます。しかし、その後山川の精緻な
ヘアピン、スマッシュにより連続で得点。そのまま相手を圧倒し21-14で第一ゲームを
とります。
第二ゲーム、調子を上げた相手は序盤鋭いスマッシュで得点を重ねます。しかし山川も
ラリーの中で正確なヘアピン、ドロップで執拗にフォア側の前に落とし、相手を揺さぶ
りくらいつきます。互角の二人はそのまま中盤戦へ。激しいスマッシュの応酬となるも
、相手の鋭いスマッシュ押されイレブンに入ります。その後、1点を返し反撃を始めた
山川でしたが、S2の敗北により団体戦の勝敗が決定し、試合は残念ながら打ち切りとな
りました。


また、4回戦の結果、秋田大学・筑波大学・札幌医科大学・北海道大学の4校が準決勝に
進出しました。明日の準決勝第一試合は秋田大学対筑波大学、第二試合は札幌医科大学
対北海道大学学となります。

○女子団体戦3回戦
vs 群馬大学
D 渡辺・與田 1(9-21,21-19,5-21)2 近藤・横尾
第一ゲーム、序盤は長めのラリーが続きます。渡辺・與田は攻めの体勢を取りますが、
相手の精度の良いショットのために攻めきれません。後半はミスも目立つようになり相
手に主導権を握られ、そのままゲームを落とします。
第二ゲーム序盤、再び攻めの姿勢を続けます。與田はサーブ、渡辺はスマッシュが決ま
り、相手のミスも誘って有利な試合運びとなります。中盤では受け身が多くなり、点数
の焦りもあったためか点を取られますが、終盤は前半の攻めを取り戻し競り勝ちます。
第三ゲーム、序盤からミスが続きます。相手は調子を取り戻し、渡辺・與田はミスを修
正しきれず、敗戦しました。

S1 渡辺 0(16-21,11-21)2 近藤
第一ゲーム、序盤は相手のミスが目立ち、渡辺は攻めの姿勢で相手のペースを崩します
。そのまま安定した試合運びを見せ、イレブンを取ります。しかし後半、相手の近藤は
調子を取り戻し、精度のよい四隅をついたショットが決まるようになります。ここで渡
辺はペースを崩され、このゲームを落とします。
第二ゲーム、ペースを取り戻したい渡辺は3点を先取しますが、その後はミスが増え、
近藤の巧みな打ち分けに対しても上手く対応できずイレブンを取られます。中盤から終
盤にかけて渡辺は調子を取り戻しつつあり、長めのラリーが続きますが、点差をつけて
勢いのあった近藤の堅実なショットに翻弄されながらこのゲームも落とし、敗戦しまし
た。

S2 與田 →打ち切り

また、4回戦の結果、自治医科大学・岩手医科大学・信州大学・筑波大学の4校が準決勝
に進出しました。明日の準決勝第一試合は自治医科大学対岩手医科大学、第二試合は信
州大学 対筑波大学となります。

○個人戦
女子ダブルス1回戦

渡辺(M4)・與田(M3) vs 吉田・中齋 (山梨大学)
第一ゲーム序盤、まだ体があたたまっていない二人は相手のドロップに隙をつかれ点を
落とします。しかし、渡辺にサーブ権が移ると正確無比なサーブにロングサーブを織り
交ぜ、相手の対応を許しません。そのまま1点も取られることなく11-1で第一ゲームを
取ります。
第二ゲーム、渡辺と同じく正確なサーブが光る與田は序盤から相手のレシーブミスを連
発させ、引き続き大幅なリードを得ることに成功します。その後も浮いた玉を渡辺の沈
む正確なスマッシュで決めていき、相手に隙を見せず11-2でこのゲームを取り、勝利し
ました。

男子シングルス2回戦
松尾(M4) vs中川 (東北医科薬科大学)
第一ゲーム、序盤から相手の力強いスマッシュに苦しめられるものの松尾は粘り強いレ
シーブでくらいつく展開となります。松尾は得意のピンサーブや素早いタッチからの精
確なドロップで得点を重ねます。一進一退の攻防が続きましたが、中川の素早いドライ
ブに対応しきれず7-11でこのゲームを落とします。
第二ゲームは先ほどまでとは打って変わり、互いを前後に揺さぶり合う展開となります
。相手の甘い球を的確に沈めるほか、ネット前に落ちるショットを混ぜてミスを誘うこ
とで松尾は着実に点数を重ねていきます。中川も負けじとラウンド側へのクリアと低く
て速いドライブとを巧みに打ち分けて得点していきます。中川の素早いラリー展開に苦
しめられこのゲームも7-11で落とし、松尾は東医体最後のシングルスを終えました。

山川(M4) vs 菅(山梨大学)
第一ゲーム、山川はコートの奥へとクリアを飛ばし、順調に相手を崩してスマッシュを
決めて得点していました。終始相手を圧倒しており、落ち着いて相手を攻め続けていま
した。その流れのまま11-6で勝利しました。
第二ゲーム、同様に永永無窮に相手を動かしていました。自身は丁寧な動きをしており
、余裕を持った試合展開となっていました。また、スマッシュに加えて際どいドロップ
による得点も大きかったです。終始安定しており、11-5で勝利しました。

女子ダブルス2回戦

渡辺(M4)・與田(M3) vs 八木・榎本(信州大学)
第1ゲーム,與田は相手の攻撃を堅実に守り抜き,甘いショットを見逃さずにコースを
突いたドライブで得点します。渡辺の安定したスマッシュで追い打ちをかけ,余裕を持
ってこのゲームを奪います。
第2ゲームも主導権は譲りません。第1ゲームにも増して攻撃的な展開を繰り広げ,勢い
のままこのゲームを奪い,見事勝利を収めました。

前田(M4)・結城(M3 )vs上野・松原(東北医科薬科大学)
第一ゲーム、相手のサーブが取りづらく、ロブをあげたところをトッパンの体勢に持ち
込まれて守りに徹する場面が見られます。それでも2人は冷静に奥までレシーブし、相
手のミスを誘います。一進一退の試合展開ですが、最後は相手の流れに押し切られてこ
のゲームを落とします。
第二ゲーム、2人の間やボディを狙った鋭いスマッシュに苦戦します。それでも、精度
の高いクリアを飛ばし、コートを大きく使ったラリーで相手の体勢を崩して得点を重ね
ます。最後まで2人で積極的に声を掛け合い、練習を重ねて来たローテーションを見せ
ますが、惜しくも敗れることとなりました。

男子ダブルス2回戦

松尾(M4)・西野(M3) vs 清水・本田 (旭川医科大学)
第一ゲーム、相手のネット前への素早いタッチに苦戦します。それに対し西野はフット
ワークを生かした大きな動きで応戦します。相手の隙をつきながら得点を重ねくらいつ
きますが、7-5から一気に連続で相手の得点を許し、このゲームを落とします。
第二ゲーム、高いロブを上げ大きなラリーで繋ぐ作戦に出ますが、相手の粘り強いレシ
ーブによりなかなか決めきれません。引き続き苦しい展開となりますが、ここで松尾の
持ち味である多彩なショットが光ります。相手を左右に大きくゆさぶり、得点を返しま
す。最後は押し切られてしまいましたが見事な有終の美を飾りました。

森(M4)・梨井(M3) vs渡邉・福井(福島県立医科大学)
三ヶ月ほど前の右手首の骨折により、右手での練習がなかなかできない中、それでもで
きる限りの努力を続けてきた森、日常から共に多くの時間を過ごす梨井と互いをうまく
カバーできるかが注目される一戦でした。
第一ゲーム、序盤は低空戦の早い展開の中、拮抗した点の取り合いになります。しかし
後半、相手に攻め込まれなかなか自分たちの望む展開に持っていけない苦しい時間が続
き、じりじりと点差を広げられていきます。結果的に3-11と、このゲームは落としてし
まいます。
互いに声を掛け合い、部員からのアドバイスももらい修正して迎えた第二ゲーム、相手
に攻め込まれる展開も続きますが、森の重心を低くして細かく足を動かすことによる安
定したレシーブと、そこから生まれる梨井の高さを生かした鋭い連続スマッシュなどか
ら得点を重ね食らいついていきます。相手のマッチポイントになった後も、最後まで粘
り強く気持ちのこもったプレイを見せますが、惜しくも8-11と第二ゲームも落とし、敗
れました。

山川(M4)・中(M2) vs宮田・村端(信州大学)
第一ゲーム、低い展開の中で少しでも浮いた球は見逃さず、スマッシュを叩き込んでこ
ちらのペースに持ち込みます。ミスが極めて少ない安定した試合運びで、難なくこのゲ
ームを取ります。
第二ゲーム、的確に相手コートの空きを狙う緩急のついたショットで相手を翻弄します
。
終始攻め続けるラリーを展開してレギュラーの貫禄を見せつけ、危なげなく勝利を掴み
ました。


◇今日の試合結果


男子団体戦3回戦

鉄門
13旭川医科
D1緒方・岸06-21
11-21
2高田・川島
D2山川・馬221-18
17-21
21-13
1清水・村井
S1017-21
8-21
2園田
S2010-21
14-21
2川島
S3山川21-16
10-16
打ち切り
高田
女子団体戦3回戦
鉄門
02群馬
D渡辺・與田19-21
21-19
5-21
2近藤・横尾
S1渡辺016-21
11-21
2近藤
男子シングルス2回戦
松井02-11
0-11
2早川(秋田)
小川01-11
6-11
2入野(東北)
西野17-11
11-8
3-11
2加島(信州)
梨井28-11
11-7
11-8
1奥村(東北)
山川211-6
11-5
0菅(山梨)
211-5
11-7
0泉(新潟)
山口06-11
11-13
2李(慈恵)
崎原08-11
6-11
2白戸(弘前)
木村04-11
6-11
2曾和(横市)
齋藤211-6
11-4
0福永(山梨)
松尾07-11
7-11
2中川(東北医科薬科)
緒方211-1
11-1
0日比野(獨協)
211-4
11-4
0中嶋(山梨)
大畑02-11
1-11
2大内(医科歯科)
長田03-11
4-11
2臼田(新潟)

中村(東海)
【棄権】
211-3
11-4
0金(千葉)

【棄権】

橋本(慶應)
山本211-9
9-11
13-11
1村井(東北)
永田05-11
5-11
2近藤(山梨)
男子ダブルス2回戦
長田・松坂012-14
8-11
2松川・山本(北里)
崎原・山本01-11
4-11
2佐藤・荒木(東海)
森・梨井03-11
8-11
2渡邊・福井(福島県立医科)
緒方・岸211-5
11-5
0中山・飛田(筑波)
馬・齋藤211-5
11-7
0山﨑・三好(北海道)
山川・中211-3
11-3
0宮田・村端(信州)
松尾・西野05-11
5-11
2清水・本田(旭川医科)
女子ダブルス1回戦
渡辺・與田211-1
11-2
0吉田・中斎(山梨)
石黒・増永113-11
6-11
11-13
2石倉・吉澤(自治医)
女子ダブルス2回戦
渡辺・與田211-7
11-4
0八木・梶本(信州)
前田・結城09-11
7-11
2上野・松原(東北医科薬科)

1日目

■8/11(日)大会1日目

本日より第67回東医体が開幕いたししました。

本日は、2006年卒の望月康晃先生、2022年卒の笠原千晶先生、2023年卒の大谷明日香様
、桑原円様、志賀奈々様、田口舞依様、2024年卒の市村優弥先生、上杉優佳先生、大倉
圭貴先生、小倉彩加先生、佐々木輝先生、永井海宇様、中橋瞭友様、牧野有希先生、松
本健宏先生がお越しくださいました。この場を借りて御礼申し上げます。

1日目は男子、女子共に団体戦の2回戦と個人戦の男子シングルス1回戦、女子シングル
ス1回戦、男子ダブルス1回戦、女子ダブルス1回戦(一部)が行われました。
取り急ぎ試合結果を報告いたします。

【男子団体戦】
2回戦 vs獨協医科大学
D1 山川・馬 2(21-18,16-21,22-20)1 樋口・高橋
第一ゲーム、初めは攻めのショットがネットしてしまうミスが重なっていましたが、そ
の後調子を取り戻して二人のスマッシュが綺麗に決まるようになり、競り合いながらも
第一ゲームを奪取しました。
第二ゲーム、レシーブ後のラリーで失点が目立ち、空いているところを狙われます。失
点した後は二人で会話を挟み、次の一点をどう取るか確認しあう姿が印象的でした。10
対10となった後も、激しい競り合いとなりますが、最後にはネットミスが重なり第二ゲ
ームを落としてしまいます。
第三ゲームも初めはミスが重なりました。4対11で後半へと折り返しますが、そこから
は相手のミスや、山川・馬の鋭いスマッシュがうまく決まるなど、流れを引き戻すラリ
ーが続き、ついには17対17と相手の背中を捉えます。互いに粘り意地を見せる両ペアで
すが、激闘の末、22対20で山川・馬ペアが勝利しました。

D2 緒方・岸 2(21-5,21-7)0 和佐・長江
第一ゲーム、緒方・岸ペアは鋭いサーブで相手を崩し、ロブをあげさせたところを力強
いスマッシュで攻めるというパターンで得点を重ねます。そして主導権を握ったまま大
きくリードし、21-5でこのゲームを奪います。
第二ゲーム、二人は第一ゲームと同様に基本的に攻撃的な姿勢であり、守りではなく攻
撃に徹していました。相手の攻撃により多少崩されても、つなぎの球の丁寧さと優れた
コンビネーション力によってすぐに立ち直り得点へ結びつけていました。試合の流れを
相手に渡すことなく最後まで主導権を握っていた緒方・岸ペアは、21-7で見事勝利を収
めました。

S1 中 2(21-12,21-15)0 諏訪
第一ゲーム、中は序盤からスマッシュを多用した積極的なラリーを展開します。最初こ
そサイドアウトやエンドアウトが見られますが、スマッシュと同じ体勢から精度高く放
たれるドロップも駆使して球を上げさせ、こちらのペースで試合が進みます。相手は中
のスマッシュに対してクロスのカウンターを狙いますが、ミスが見られて決めきれませ
ん。結局、危なげなくこのゲームを取ります。
第二ゲーム、冒頭は相手のミスが目立ち6連続得点で流れを掴みます。しかし、相手も
徐々に中のスマッシュに対応し始め、フォア前へ落とされて失点する場面もありました
。それでも、最後まで攻める姿勢を崩さずコートを駆け回ります。ボディを狙ったスマ
ッシュは最後まで有効で、逃げ切る形でこのゲームも取り快勝しました。

S2 山川 (打ち切り)
S3 岸 (打ち切り)

【女子団体戦】
2回戦 vs東北医科薬科大学
D1 渡辺・與田 2(21-15,21-11)0 松野・小高
第一ゲーム、渡辺・與田ペアはラリーの中で相手に上げさせ連打で得点を重ね、競り合
いながらも11-7で前半を折り返します。後半は與田のクリア、粘りのレシーブが光り、
渡辺の機を見て打つロングサービスや鋭いスマッシュも冴えわたります。終始優位を保
ち、21-15でこのゲームを奪います。
第二ゲーム、ロブを上げる展開が続くも、巧みなレシーブで相手のミスを誘い、11-5で
折り返します。その後互いにミスがありつつも、ポイントごとに間を取りつつ流れを相
手に渡さない試合運びで21-11と見事な勝利を収めました。

S1 渡辺 2(21-13,21-6)0 上野
第一ゲーム、渡辺は素早く前に詰めるフットワークで相手にプレッシャーをかけ得点を
重ねます。さらに落ち着いた返球で非常に安定したプレイングを見せ、11-7で後半へ移
ります。その後は相手をネットから引き離した後にネット前に落とすパターンで得点を
重ね、21-13でこのゲームを奪取します。
第二ゲーム、渡辺はクリアを左右に打ち分け、相手に自由な攻めをさせません。加えて
ミスも少なく、安定した試合運びで11-2と相手を圧倒します。その後も勢いは止まらず
、最終的に21-6でこの試合に勝利し、団体戦としても東大の勝利となりました。

S2 與田 (打ち切り)

【男子シングルス2回戦】
60 松尾(M4) 2(11-0,11-0)0 叶(慶應義塾大学)
最高学年で迎えた東医体ですが、慌てることなく集中した状態で試合を迎えます。
第一ゲーム、四隅に打ち分けつつ、チャンスボールには力強いプッシュを決めてミスな
く丁寧に点数を積み重ねます。結果的に11-0と相手に一点も譲らず第一ゲームを取り切
ります。
第二ゲームも、ミスをしないその驚異的な集中力は続きます。一切自分のペースを崩さ
ず落ち着いた試合運びで、第二ゲームもなんと11-0と完封して勝利しました。

【男子ダブルス1回戦】
63 松尾・西野 2(11-4,11-3)0 室井・今井(獨協医科大学)
第一ゲーム、始めはサーブのミスが目立ちましたが、すぐに修正し、自分たちのペース
で試合を進めます。相手のいないところを狙った的確な配球で、危なげなくこのゲーム
を獲得します。
第二ゲームでも、第一ゲームと同様、的確な配球でリードします。松尾の容赦のないク
ロススマッシュが光り、11-3で勝利し、最高学年の貫禄を示しました。

【女子ダブルス1回戦】
55 前田・結城 2(11-8,9-11,13-11)1 添田・中島(北里大学)
第一ゲーム、コートを大きく使ったラリーで、相手にミスが出るのを辛抱強く待ちます
。後衛の結城がスマッシュやドロップで甘い球を誘い、前衛の前田がプッシュで決める
という2人の作戦が奏功し、このゲームを取ります。
第二ゲーム、2人の立ち位置が被ってしまい、空いたスペースを狙われての失点が見ら
れます。焦りからかサイドアウトなどのミスが重なり、このゲームは競り負けます。
最終ゲーム、クリアを多用し丁寧なラリー戦へ持ち込みます。2人で声を掛け合うこと
で連携がとれ、ローテーションが綺麗に回ります。試合は互いに一歩も譲らず、デュー
スまでもつれる白熱した展開となりますが、最後は高学年ペアの意地を見せて見事勝利
を掴みました。


◇今日の試合結果


男子団体戦2回戦

鉄門
30獨協
D1山川・馬221-18
16-21
22-20
1樋口・高橋
D2緒方・岸221-5
21-7
0和佐・長江
S1221-12
21-15
0諏訪
女子団体戦2回戦
鉄門
20東北医科薬科
D渡辺・與田221-15
21-11
0松野・小高
S1渡辺221-13
21-6
0上野
男子シングルス1回戦
松井215-13
12-10
0岡田(埼玉医科)
小川211-9
11-8
0金子(昭和)
大澤01-11
4-11
2小林(新潟)
井上ゆ08-11
4-11
2有馬(岩手医科)
石井05-11
6-11
2高橋(東北)
井上れ04-11
4-11
2岩沢(東北)
木村211-3
11-4
0垣見(東北)
松尾211-0
11-0
0叶(慶應)
大畑27-11
11-8
11-8
1平田(慶應)
奥平04-11
4-11
2本田(聖マリ)
男子ダブルス1回戦
長田・松坂211-8
11-9
0井上・丸山(筑波)
崎原・山本211-3
11-4
0吉久・山田(聖マリ)
松尾・西野211-4
11-3
0室井・今井(獨協)
女子シングルス1回戦
花房01-11
2-11
2米川(昭和)
松下03-11
3-11
2中野(群馬)
藤川111-9
10-12
6-11
2山岸(埼玉医科)
女子ダブルス1回戦
前田・結城211-8
9-11
13-11
1添田・中島(北里)
明日は、個人戦の男子団体戦3回戦、女子団体戦3回戦、男子ダブルス2回戦、男子シングルス2回戦、女子ダブルス1,2回戦が行われます。



☆明日の予定☆
男子団体戦 3回戦
29 東大 vs 旭川医科

女子団体戦 3回戦
28 東大 vs 群馬

男子シングルス 2回戦
111 松井 vs 早川(秋田)
135 小川 vs 入野(東北)
152 西野 vs 加島(信州)
168 梨井 vs 奥村(東北)
179 山川 vs 菅(山梨)
194 中 vs 泉(新潟)
200 山口 vs 李(慈恵)
221 崎原 vs 白戸(弘前)
238 木村 vs 曾和(横市)
240 斎藤 vs 福永(山梨)
250 松尾 vs 中川(東北医科薬科)
268 緒方 vs 日比野(獨協)
276 岸 vs 中嶋(山梨)
283 大畑 vs 大内(医科歯科)
297 長田 vs 臼田(新潟)
309 森 vs 中村(東海)→相手棄権につき勝利
319 馬 vs 金(千葉)
333 孟 vs 橋本(慶應)
349 山本 vs 村井(東北)
353 永田 vs 近藤(山梨)

男子ダブルス 2回戦
72 長田・松坂 vs 松川・山本(北里)
110 崎原・山本 vs 佐藤・荒木(東海)
128 森・梨井 vs 渡邉・福井(福島県立医科)
144 緒方・岸 vs 中山・飛田(筑波)
164 馬・斎藤 vs 山崎・三好(北海道)
178 山川・中 vs 宮田・村端(信州)
186 松尾・西野 vs 清水・本田(旭川医科)

女子ダブルス 1回戦
72 渡辺・與田 vs 吉田・中齊(山梨)
127 石黒・増永 vs 石倉・吉澤(自治)

女子ダブルス 2回戦
156 前田・結城 vs 上野・松原(東北医科薬科)
165 渡辺・與田 vs 脇・髙野(自治)or八木・梶本(信州)* LD 1回戦 73の結果次第 192 石黒・増永 vs 市川・杉野(横市)or 正田・饒波(東邦)* LD 1回戦 126の結果次第

0日目

■8/10(土)大会前日
大暑の候、OB・OGの先生方におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

いよいよ明日8/11(日)から、第67回東医体が茨城県にて開催されます。
この東医体に向けて、田中栄部長(1987年卒)、岡本進コーチ、高田次郎コーチ、田中正
前監督(1988年卒)、前田裕斗監督(2013年卒)をはじめとして非常に多くの先生方にご指
導、ご支援いただきました。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

◇レギュラー紹介
主将の中を中心に日々の部活の中で切磋琢磨し、実力の向上を目指して来ました。皆が
高い向上心を持つ、輝かしいメンバーとなっております。

【男子】
山川弘晃(M4)、馬劭昂(M3)、中郁和(M2)、緒方悠貴(M1)、岸知宏(M1)

男子団体戦は獨協医科大学との初戦をもって開幕となります。

ダブルスは山川・馬、緒方・岸が務めます。

山川・馬は、去年から組んでいる熟練のペアです。馬の重たさと速さが格段に増したス
マッシュと、相手の返球を予想しペースを自分のものとする配球、山川の高いアジリテ
ィを生かし粘り強く、素早い攻守の切り替えによってチャンスを決して逃さないプレー
で、攻守ともに非常に高い完成度となっております。

緒方・岸は、今年が初めての団体戦ダブルスです。緒方の力強いスマッシュを打ち切る
力と、岸の高い予測力を活かして打ち込むプレーによって、攻撃的にラリーを展開して
いくことを得意としています。高校時代からずっと同じ部活で過ごし、切磋琢磨する中
で培ってきた信頼関係を見せてくれることでしょう。

シングルスは、中、山川、岸が務めます。
中は、相手の前後の動きを即座に察知し、素早いタッチで相手を翻弄するプレーに長け
ています。その中で少しでもチャンスを見つけると、力強いスマッシュが光ります。主
将としてメンバーを引っ張り、勝利に対して貪欲なまでに攻めの姿勢を忘れないプレー
は、自身そしてメンバー全員に力を与えます。

山川は、前述したように高いアジリティを持ち、低いラリーを得意としています。速い
フットワークを活かしてネット際に素早く詰め、フェイントを交えたアタックロブとヘ
アピンで相手を翻弄します。粘い強く、チャンスを決して逃さないプレーが彼を勝利に
導くことは間違いないでしょう。六年間の集大成をぶつけます。

岸は、今年が初の団体戦シングルスとなります。安定したフットワークから繰り出され
る多彩なショットとネット際のフェイントで相手を動かし、持ち前の鋭いスマッシュで
得点をもぎとる、攻撃的なラリーを得意としています。最近購入したラケットとシュー
ズにも注目です。


【女子】
渡辺玲奈(M4)、與田さくら(M3)

女子団体戦は東北医科薬科大学との初戦をもって開幕となります。

シングルスは渡辺、與田が務めます。
渡辺は、試合本番で光る高いレシーブ力が特徴です。それに加え、非常に高いサーブや
、男子顔負けのスマッシュなど、精度の高いショットも得意としております。1点1点粘
り強くラリーを続けるプレーが、彼女を勝利へと導きます。六年間の集大成を見せつけ
ます。

與田は、追い込まれていても放たれるクロスドロップを得意としています。追い込まれ
ても粘り強くプレーし、クロスドロップから自身の展開を組み立てて点を掴み取ります
。日々のトレーニングで培われたスタミナにも注目です。

ダブルスは渡辺・與田が務めます。渡辺の力強いスマッシュと、與田の粘り強さ、そし
てペアとして数多くの練習をこなし培ったチームワークは、どんなショットにも対応し
得点に繋げることを可能とします。数ヶ月前から東医体を目標とし練習し続けてきた相
方への想いが、2人に力を与えます。

8/11(日)-8/15(木)の間、茨城県アダストリアみとアリーナにて大会が行われています
。

部員一同、日頃の実力をいかんなく発揮し、勝利して参ります。
応援よろしくお願いいたします。

東京大学鉄門バドミントン部主将 中 郁和
					
					
				



☆明日の予定☆
男子団体戦2回戦
20 東京大学vs獨協大学

女子団体戦2回戦
17 東京大学vs東北医科薬科大学

男子シングルス1回戦
1 松井vs岡田(埼玉医科)
11 小川vs金子(昭和)
14 大澤vs小林(新潟)
26 井上ゆvs有馬(岩手医科)
33 石井vs高橋(東北)
44 井上れvs岩沢(東北)
55 木村vs垣見(東北)
60 松尾vs叶(慶應)
75 大畑vs平田(慶應)
92 奥平vs本田(聖マリ)

男子ダブルス1回戦
2 長田・松坂vs井上・丸山(筑波)
23 崎原・山本vs吉久・山田(聖マリ)
63 松尾・西野vs室井・今井(獨協)

女子シングルス1回戦
34 花房vs米川(昭和)
45 松下vs中野(群馬)
60 藤川vs山岸(埼玉医科)

女子ダブルス1回戦
55 前田・結城vs添田・中島(北里)
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